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先週金曜(8月17日)のNYSE取引開始直前にFRBが50 basis pointの利下げを行い、NYSEの8月17日のDJIは1.82%上昇したけれど、依然信用リスク問題が解決したわけではなく、問題は続いている。幾つか関連記事があったのでメモ。
8月17日にAP通信が報じたところによると、(”US mortgage lender First Magnus cuts nearly all of its employees“)米国の住宅ローン会社、First Magusは全社員数の99%に相当する約6000人の従業員のレイオフを行い、国内に300以上あるオフィスを閉鎖したとのこと。会社に残るのはわずかに約60人で、破産手続きの可能性もある。
また、8月14日にファンドのredemtions差し止めを行った米国のSentinel Management Group(FT “Sentinel halts client redemptions”)が8月17日遅くに破産手続きを開始したとのニュースがReutersにあった。(“Sentinel files for Chapter 11 bankruptcy”)
また、ドイツではIKBに続き今度はSachsen LBがABCP(Asset-Backed Commercial Papers)を売ることのできない問題が発生している(FT “Sachsen falls victim to credit crisis”)。FTにこの記事が掲載されたのは現地時間で17日深夜なので、市場へのインパクトが発生するのは明日月曜日以降と思われる。また、同様の問題は先週カナダでも発生していた (FT “Commercial paper market under pressure”)。
It was apparent Friday that Borse Dubai has deep pockets. Soud Ba’alawy, vice-chairman, said the company had the resources and the ambition to build it into one of the world’s top three exchanges to rival the New York Stock Exchange and the London Stock Exchange.
But the question is not just price. Dubai must convince Sweden’s financial regulator and government that it is a “fit and proper” owner of the stock market.
This is because OMX is considered a strategic industry in Sweden – meaning that its owner must be considered fit to operate a marketplace as the company’s future is intrinsically linked to the success of Sweden’s capital markets and economy.
At this stage, the question of Dubai’s fitness and properness is being questioned. The FSA is trying to ascertain whether it broke any rules when acquired its stake in OMX on August 9. It has demanded details by 9am Monday.
FT.com / Companies / Financial services - Quest for status faces test over respectability
Borse DubaiによるOMX買収の件の続報。
Borse DubaiによるOMX買収の件について、FTに論説記事が出ていたのでちょっとまとめメモ。
FTの記事、”Quest for status faces test over respectability“によると、OMXの株式27%を保有することとなったBorse Dubaiによる買収工作に、OMXの株式の6.6%を保有するスウェーデン政府や、10.7%を保有するWallenberg家が懸念を表明しているのは、買収価格がNASDAQより高いことよりも、Borse Dubaiに適切な透明性や規制条件がまだ欠けている点にある。OMXはスウェーデンの戦略的産業と捉えられており、今後のスウェーデンの資本市場や経済の成功に貢献できない買収には賛成できない、という見解。8月12日のFTの記事”OMX investors in warning for Borse Dubai“でも、”People close to the situation said key considerations will be issues such as transparency and regulation if the exchange had only one shareholder.”との指摘があった。
OMXはヘッジファンドが株式の約25%を保有していることから、NASDAQよりも値の高い交渉条件が有利に働く可能性もあり、今後の動向にも注目が必要(“Hedge funds step into battle for OMX”)。
証のCIOを務める鈴木義伯氏は「新システムでは、安全性/拡張性、高速性、柔軟性、堅牢性などの項目において、様々な目標を掲げています」と説明する。例えば高速性では、注文受付のレスポンスを10ミリ秒以下、約定通知のレスポンスを40ミリ秒以下といった具合に、具体的な数値目標を掲げている。
これと並行して進められているのが、セカンダリ・サイト構築に向けた取り組みだ。「2006年10月に、日本証券業協会BCPフォーラムより『取引所の継続に重大な支障を及ぼすリスク/事象への対策が必要』との報告がありました。そこで東証としても、市場の安定性向上を図るため、バックアップ用のセカンダリ・サイト構築を推進することとしました」と鈴木氏は語る。セカンダリ・サイトの稼働は、次世代システムと同じ2009年度後半を予定。また清算システムについては、日本証券クリアリング機構が2008年にバックアップ・システムの稼働を予定している。
DISASTER RECOVERY CONFERENCE 2007 Review
大阪証券取引所が来年にもセカンダリ用のバックアップセンターを開設するというプレスリリースを読んだので気になってちょっと調べてみたら、東証もまだバックアップセンターを持ってない。次世代システムが稼働する来年後半に稼働予定とのこと。次世代と言っても注文受付のレスポンスが10ミリ秒というのはスペックとしてどうなのだろう、と以前から思ってるのだけど。
東京証券取引所は12月19日午前に開いた取締役会で、2009年に稼働予定の次世代売買システムの開発ベンダーを富士通に決定した。新システムは富士通のハイエンド・サーバー「PRIMEQUEST」で稼働し、CPUにはインテルのItanium2、OSにはLinuxを採用する。
西室泰三社長(写真)は記者会見の席上、富士通を選んだ理由を三つ挙げた。富士通の提案したシステムが、(1)証券市場という極めて公共性の高いインフラの根幹として、高速性と信頼性を確保できること、(2)10年先にも世界最高水準を維持できるほどの先進性があること、そして(3)東証の予算内で構築できること、である。
東証は2008年度までの見込みで、次世代システムの開発に300億円をかける計画。富士通は東証の次期売買システム向けに新たにシステムを開発するが、それを汎用製品として事業展開し、東証の費用負担を減らす計画を提示したという。
CNNにあったハリケーンの宇宙からみた動画。すげぇ。
東証が2009年後半に稼働予定の次期システムのレスポンスタイムが10ミリ秒となっているのは、東証が提示したRFPにそう書いてあったからなのね。あと、次期システム稼働に合わせて、セカンダリのセンターも稼働させる予定。
で、富士通は「10年先にも世界最高水準を維持できる」システムを構築するため、Itanium2が載った基幹IAサーバ「PRIMEQUEST」を3重ノード化(本番1、待機2)し、これをクラスタ化して、11前後用意する予定。稼働OSはLinux。
次期システムでは板の取引データと業務用アプリをすべてメモリーに展開して実行するメインメモリ方式を富士通は提案し、採用された。メモリは最大2テラバイトまで拡張可能。10ミリ秒以下の応答時間を実現するために、 富士通はメインメモリ方式を実現するためのミドルウェアも新たに開発する。これで、ハードディスクに書き込むのはログ程度になる、のだそうだ。
1クラスタで処理できる注文処理を1日5600万件以下とし、システム拡張はスケールアウトで対応。当初は11クラスタ構成のため、システム全体の処理能力は6億件超となる見込み。現行システムの処理能力は1日1500万件(7月17日に1400万件から1500万件に増強している。ちなみにNASDAQは8月16日に過去最高の37億3000万件を処理したとのこと。NASDAQはHPのNonStopサーバを使ってる)。
問題は、3重化されたノードでメモリーの同期をとるためのミドルウェアが2007年1月の時点ではまだ存在していない点。富士通は遅くともシステムの検収が始まる2009年1月までに、このミドルウェアを開発する必要がある。富士通はこのミドルウェアを開発することで、インフラ系システムの脱メインフレームで他の案件も勝ち取っていく戦略、らしい。
ただ、メモリ同期なんてことしなくても、レスポンスが10ミリ秒台の証券取引所はLSEのTradElectなど現時点で既に存在する。ITProの報道を見ると、TradElectはOSにWindows Server 2003を採用。アプリケーションは.NET環境でC#を使い構築。ハードウエアは米HPのIAサーバー「ProLiant」を採用。テスト用などを含め120台導入。構築費用は不明だが、現地報道によれば92億円。
(参考資料 東証システム、全面刷新の真相
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20070110/258390/)
「ビジネスマン、OLは話したり書いたりする英語能力を重要と考えながら、80%近くは能力を養うための対策を何もしていない」
ヨーロッパ、カナダ、アメリカの主力銀行239行が中心となり、1973(昭和48)年5月に国際間の送金、取立、商業信用状、資本取引等外国為替取引のメッセージの集配信を目的とした大規模な国際データ通信網を構築すべく設立された。本部はベルギーのブリュッセルにおかれている。このシステムは1977(昭和52)年5月にヨーロッパで、1978(昭和53)年2月にアメリカで一部稼働しているが、わが国では1981(昭和56)年3月に加盟銀行42行が接続稼働している。国際銀行業務に関連するメッセージ交信について、標準化、迅速化、コストの軽減、伝達の信頼性の向上といった効果を享受できることから主要国際銀行間で急速に普及している。現行システムには交換されたメッセージにかかわる決済機能はない。利用可能な取引の種類には、顧客送金、銀行間資金カバー、信用状開設、同アメンド、輸入決済、同手形引受通知などがあり、一定の統一されたフォーマットでやりとりされている。(国際金融用語辞典第5版 p296)
回顧記事のような書き方になってるけど、最後の方を読めばわかるように問題はむしろこれから肥大化していく
CDOに関しては格付け高いとかあまり関係ない気がするのだが
Amazon.co.jp: After the Trade Is Made: Processing Securities Transactions: 洋書: David M. Weiss
ようやくこの本を読み始めることができそう。今なら読んでも意味がわかるあたりがかなり嬉しい。
ced: 帰りの電車で寝ぼけながらDSの数独やってたら操作間違えて解答データを全消去。一気に目が覚めた…(泣) (via Twitter / ced)
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