Jan 10 2012
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そして、上記はすべて、発話内行為的な把握も可能である。
「わたしたち、一緒にヘン顔ができるくらい、仲がいいよね?」と確認するために、「あたしって、かわいくないかもしれないけど、ノリは最高でしょ?」という意図を演出するために、ヘン顔は行われる。
このようなメッセージは、被写体間に閉じたものではない。
プリ帳やブログを通して、ヘン顔を見るであろう、まだみぬ第三者に対して発せられてもいる。
プリクラは、プリ帳に集積して、第三者に閲覧させることによって、または、プリクラを名刺的に交換することによって、その本領を発揮するからである(「プリクラの名刺的機能」。そうでなければ、名前やシチュエーションを「落書き」によって書き加える必要はないはずである。)。
プリクラは記念写真というよりは、むしろコミュニケーションツールなのである。
そのため、友人・知人のプリ帳をみて「この子紹介して!」と勢い込んで合コンをセッティングしてもらったのに、予期せぬ事態に陥るという「プリ詐欺」「プリ補正」などの悲劇が後を絶たない