安価なミニノートPC、特にIntelのAtomプロセッサを採用したネットブックが、今年のヒット商品の上位にランクされるのは間違いない。すでに国内市場において25%のシェアを占めているとも言われている。が、これはわが国だけに限った話ではない。10月23日に2009年度第1四半期(2008年9月末まで)決算を発表したMicrosoftも、ネットブックの影響の大きさを認めている。
図1はMicrosoftが第1四半期決算で開示した、クライアント向けOSのライセンス状況である。前年同期比でOEM向けのライセンス数が8%伸びているにもかかわらず、金額での伸びは2%にとどまっている。つまり安価なライセンスが増えていることを意味しており、ここにネットブックの影響が見て取れる。ちなみに、ネットブックや新興国市場の成長でPCの出荷台数が10~12%伸びているにもかかわらず、ライセンス数の伸びがそれを下回っているのは、ネットブックに代表される低価格PCにおいてLinuxがプリインストールOSとして、一定のシェアを獲得しているためだと考えられる。